『ホルモー六景』読了📖
彦根市の税理士事務所(相続・税務)から、
日々是々のつぶやきです🖊
こんにちは。
『鴨川ホルモー』の続編である
『ホルモー六景』を読了しました。
いつもながら、
想像の世界に引き込まれて
なんて、すごい人なんだろうと
あらためて感じました。
万城目作品は
ありえない非現実世界を描きながらも
現実の世界に実在する場所や人、
出来事なんかが、絡み合っていて
「もしかしたら、本当のこと?」と
わくわくさせてくれます。
今回読んだ作品も
そんな気持ちに
させてくれました。
先の作品
『鴨川ホルモー』
この世界で描かれた人たちや
描かれた出来事を
違う角度から切り取って
『六景』として
6つのストーリーに
仕立てられていました。
実際に、わたし達の
身の回りも
そうだと思うのです。
『わたし』という
一人の身の上の出来事も
『わたしではない誰か』
の身の上では違うストーリーになります。
歴史小説を読んでいても
誰が主人公になるかで
話は大きく変わってきます。
人の数だけストーリーが生まれていて
みんなが主人公なのですよね。
このことを
いつも肝に銘じておきたいと思います。