ザクロと、ちいさいわたし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彦根市の税理士事務所（相続・税務）から、

日々是々のつぶやきです🖊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

長い間、お休みしていた

お向かいさんのお犬様との散歩、

最近、涼しくなってきたので

少しづつ参加させてもらっています。

 

平日の夕方、

日没前の一時間ほどなので

宇曽川の堤防と

田んぼ道を歩いています。

 

田んぼ道は

小石がゴロゴロしていて

お向かいさんもわたしも

足を取られて

くじけそうになるので

アスファルト舗装されている所を

選んで歩いていると

どなたかの畑や庭先へと

導かれていきます。

 

ふと見上げると

何か果実が成っています。

 

 

 

 

かりん？

りんご？

近づいてみると

なんと、ザクロでした！

 

 

 

 

「わぁ～！懐かしい～！」と

近くまで行って見ると

実がパックリ開いていて

中のつぶつぶが見えます。

 

 

 

 

 

子供の頃、

近所のお宅に実っていて

時々、お裾分けに

頂きました。

 

実は小さいし

種が入っているので

果物を食べる、というより

しゃぶるように

味を楽しむ感じでしたが

わたしは、あの酸味が好きで

喜んで頂いていました。

 

それにしても

子供の頃は

とても大きな木の

高いところに実が成っていると

思っていたのに

手が届くところに実があり

小さかったわたしを想像して

小さいわたしに、

会いたくなるというか

ちょっと心が温かくなりました。

 

ひとの記憶って

不思議ですね。

 

今まで、すっかり忘れていたのに

何かのきっかけで

なんと鮮やかに

よみがえるのでしょう。

 

ザクロと

ちいさいわたし

家の周りの風景

秋のにおい

いろいろな思い出が

頭の中を駆け巡ります。

 

今日から明日へと

時間が移っていく

そんな夕暮れに

小さいわたしが

見せてくれるもの。

 

大切な大切な

たからものです。