心地よい余韻

心地よい余韻

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彦根市の税理士事務所(相続・税務)から、

日々是々のつぶやきです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

読了しました。

約2週間でした。

 

 

 

 

 

ずっと読みたくて、

手にとっては

厚みにやられて置く・・・を

何度か繰り返しました。

 

 

 

 

何がきっかけだったのか

ページをめくってみると

1ページ目・・・いや・・・

1行目から

もう面白かったのです。

テンポが良くて

リズム感というか

とにかく読みやすいのです。

 

滋賀県の地名や人物名に

馴染みが有るからかも

しれません。

 

どこで止めたらいいのか

分からなくなるくらい

夢中で読んでしまいます。

 

本が重くて

手が疲れてくるので

机に置いてみたり

ヒザにクッションを置いて

その上に本を置いたり

場所を変えながら

読みました。

 

『甲賀衆』や『国友衆』は

聞いたことがありますが

『穴太州』は滋賀県民なのに

知りませんでした。

 

印象に残ったところに

付箋を貼りましたが

その中でも特に

『人は誰かを傷つけた手で

 別の誰かを護ろうとする』

から始まる数行が

今も頭から離れません。

 

昔から戦いの度に

最強の矛を作ったり

最強の楯で守ろうとしたり

この事は

歴史の中で繰り返しています。

これが最後の戦いであるように、と

常に平和を願ってのことです。

 

ですが

戦うのは人なのです。

武器を使うのも人。

守るのも人です。

 

この『矛盾』に悲しさを

覚えながらも

読み終えた時に

とても爽やかな気持ちになるのです。

そして、幸せな気持ちにもなります。

 

夫や息子に

「関ヶ原の合戦と大阪夏の陣・冬の陣って

 どっちが先やった?」

「大津城っていつ無くなったん?」など

時々、質問しながら読みました。

人物名などを出して

あまり詳しく聞くと

物語の先を

楽しめなくなりそうで。

これほど無知なわたしでも

最後の最後まで

ずーっと面白い本でした。

 

今度から出かけた先に

石垣を見つけたら

見る目が変わる事、

間違いなしです。

 

 

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