生姜煮と優しい思い出
彦根市の税理士事務所(相続・税務)から、
日々是々のつぶやきです🖊
こんにちは。
今から18年ほど前、
末っ子が3歳半になった冬、
パートに行くようになりました。
子供が3人。
末っ子は3歳半。
いつ休むかわからない、
辞めてしまうかもしれない、
戦力外のようなわたしを
社長も、職場の皆さんも
快く、温かく、優しく
迎え入れてくださいました。
ほんとうに
とても居心地の良い職場でした。
パートの先輩の皆さんは
いわゆる『団塊の世代』という年代で
子供への接し方や
世間とのお付き合いの仕方など
日頃の会話から
たくさんのことを
教えていただきました。
食事についても
なかなか自分では
調理したことのない食材を
分けていただいたりしたので
レシピや調理のコツなんかを
この職場で
たくさん勉強しました。
そして、
今も作り続けているものが
いくつかあり
これもその一つです。
生姜煮です。
新ショウガの季節になると
必ず作ります。
薄く切って
一度だけサッと湯がいて
出汁と味醂や酒、
少しのお醤油で煮ます。
最近は蜂蜜を入れるようになりました。
この生姜の季節は
これを切らさないように
無くなりそうになると
生姜を買ってきて
また、次のストックを作る
ローテーションをしています。
小さめの空き瓶に入れて
煮汁を張って
空気を入れないように蓋をして
冷蔵庫のパーシャル室で
保存します。
生姜を食べたら
瓶の中の煮汁も
何かの料理に使います。
暑い季節、
夫とわたしは
これを取り合うようにして
たくさん、食べます。
料理の付け合わせや
カレーのラッキョウの代わりにしたり
お漬物の代わりにしたり
そのままつまんだり、
タルタルソースや
酢の物にも合います。
生姜を煮ながら
思い出すのは
当時、かけていただいた
温かい言葉です。
わたしも
あんな風に
若い世代の働く女性が
心を軽くできるような
あたたかい言葉を
たくさん持っていたいと思います。